06/05/05
こどもの日ですが再始動に向けてがんばります(w

Tomo先生から

サーモ逆付けしても
クーラント漏らしますよ

といわれたので見てみました。
ちゃんと向き合ってました。
というか逆には入らないようです。
ワイセコの付属ヘッドガスケットは
COMETICのグラファイト製です。
メタルガスケット信奉者としては
紙ガスがいまいち信用できんのです(w

あおいひとさんがスプレー式の液ガスを
吹き付ければ密着度が上がるよ

と教えてくれたのでデイトナから出ている
ガスケットフィットを購入しました。
これをガスケットに吹き付けます。
銅粉が入っているので色がカッパーになりました。

ガスケットがダメダメでもこれでイイコになればなー(笑)
基本に戻ってサービスマニュアルを
もう一度しっかり読みます。
ヘッドボルトの洗浄
ワッシャー、首下へのモリブデングリスの添付
をしました。

マニュアルを見て重大な失敗に気づいた!
というか発見しました。
ヘッドボルトを締めるときにトルク値をマニュアルの
分解図を見て4kg-mで10本とも締めました。
よく読むと左の6本11mm(ヘッド内側6本)は再利用4.9kg-m
右の4本10mm(ヘッド外側4本)は同じく3.7kg-mとあります。

外4本を4.0Kg-m で締めれば適正値ややオーバーですが
ベースガスケット重ね分でちょうどいいと思われですが
内側6本はマイナス1kg-mほど低い値で
締めたことになります。

たぶんこれが原因だろう。
。。。。
原因がわかれば(仮定ですがね)
対策は簡単です。

規定値でしっかり締める

です。

腰下がフレームに載ってても
ヘッドの載せ降ろしは出来ますが
ヘッドボルトが引っかかります。
中央6本(の中央2本は抜けるそうです)に
落ち止めのタイラップを巻いて
シリンダーへ載せる準備をします。

クランクも上死点を出しておきます。
シリンダー、ヘッドをしっかり脱脂します。
パーツクリーナーで洗浄後シリコンオフを
使いました。
ヘッドが載りました。
カムチェーンをマグネット棒で引っ張り出します。

ヘッドボルトは内側6本と外側4本を
それぞれ規定値で締めます。

一次トルク値と二次トルク値が設定されているので
2回に分けて締めます。

再利用時と新品時でトルク値が違いますが
ベースガスケット重ね分を考慮して
新品時の高トルク値で締めました。
後はカムを載せます。
バルタイは出ているので合いマークで
位置決めします。

カムホルダーを締めたら
クランクを手動で回して当たらないかチェックします。
ヘッドは載りましたが穴位置がやっぱり合いません。
エンジンは加速時に後ろへ動こうとします。

それを抑制するために穴のズレを
後ろ側へします。

マウントボルトを緩めてチェーン引きで
エンジンを後方に引っ張ります。

自分の腰をスプロケ中心(支点)
腕をスプロケのチェーンの上側として(力点)
一本背負いで投げてると思ってみてください。

おしりが後ろへ行きますよね?(作用点)
それがエンジンが後ろへ行こうとするということです。
これがひどい場合だとマウントボルトの折れに
つながることもあるそうですよ。
キャブを元に戻します。
エンジン関係が終わったので外へ出します。
でも風が強くて非常に困りました。
青空はいいんだけど風はうざいです。。。。。

むしろ雨の方があきらめつくのでまだましです。
晴れているのに作業しづらいのは
精神上よくないですね(笑)

クーラント入れて安オイルを入れて
エンジン始動します。

大丈夫だよなー

とおもったらまたお漏らしorz
おいおいマジかよ。。。。

でもヘッドガスケットからでは無いようです。
今度はココ

サーモ下のヘッドへ刺さるところのOリングでした。
入れるときにはシリコングリスをしっかり
塗ってニュルっと入ったんですけどね。。。。。

見ての通り亀裂入ってます。

シリンダー前のOリングと同じ品番で
そのパイプは抜けずにそのままだったので
使わずに残っていたパーツを探し出して
交換して再度シリコングリスを塗って取り付けしました。

Oリングは交換したけどクーラントは再利用しました^^;
オイルはシェブロンです。
にく肉さんが使って調子いいと言ってたし
何より安い12本(約12L)で送料込み3000円(w

でもコストコから届いてたな(笑)
買ったのはスットコじゃないんだけど(w

シェブロン入れる前にホムセンで4リッター800円の
これまた激安オイルを入れてフラッシングを3回
しました。
クーラントはクランクケースに混じっていないようです。。。。

前回300Vをあっという間に死なせてしまったので
小刻みにシェブロンで慣らし完了まで逝きまつ。
さてメーターの動画をうpしました。
画像クリックで再生します。

WMV形式 約1MBです。

キーオンでピーピー鳴るのは油圧の警告音です。
油圧は低いと鳴る(言うか始動時は0なので)
のです。

エンジンの回転に追従するス
テッピングモーターの針と
油圧の変化の見てください。
これでたぶん完成です。
試走に行きたいのですが見ての通り
ダウンチューブがありません。
なんでラジエーターが固定できないのです。

前回付いていたのになぜ?

って前はJBウェルドという強力接着剤で
固定していたのです。

ぱっと見しっかり付いているのですが
チョイノリ行ったら接着面にクラック入ってました^^;
やっぱりちゃんとアルゴン溶接しなきゃだめです。
ハルティーに持って行って溶接お願いしてきました。