06/04/17
腰下組み付け編その2
ピストン組み付け&クラッチ以降の巻
バランサーレスにするとレスキットを装着しなきゃいけないので
その間作業はストップです。

できることということでピストンリングの
クリアランスを測定、調整しました。

シリンダーにリングを入れてピストンで
押し込みます。

シクネスゲージで0.2mmが入るように
削り、測定の繰り返し

それを4ピストン×4リングです。
リング入れるのも初めてなので
失敗して折るのもいやだから
ゴミエンジンのピストンを使って
入れ外しの練習をしました(笑)
練習の甲斐あって一個も折れることなく
入りました。

合い口はオイルリングをEX側にして
ほかの二つを120度ずつずらします。
新聞が台紙で見づらいですが重さが
書いてあります。

左から316.6 316.3 316.5 316.0
です。
最大誤差0.5g以内どこも削ってないのに
ほとんど重量合っています
シリンダーにはオイルを塗って保管しておきます。
ホーニングの目がキレイですね(^^)
と、Tomoさんからバランサーレスキットが
できたとの連絡があり早速取り付け&組み立て開始です。

バランサーシャフトの代わりにこれを入れて
オイルラインにメクラを打ちます。

バランサーレスにするに当たって
クランクバランスは必須
各パーツのバランス取りも必須項目です。

Zとかカタナはバランサーなんてはじめから
ついてない(と思った)からGP【Z】に乗ってるんだと思えばいいのです(笑)
バランサーレスキットを装着して帰ってきました。
アンカーアームがありませんね。

いろんなニンジャを見る機会あったら
ここに注目してみるのも面白いかもしれません。
エンジン右側から組み立てます。

クラッチハウジングを取り付けます。
裏表とか順番とかあるので
パーツリスト、マニュアルをよ〜くみて組み付けます。
クラッチのプレートにはオイル漬けにしてから
組み付けます。
最後の一枚は一こまずらして入れます。
センターナットはインパクトでガンっと。
クラッチの蓋を閉めます。
そしたらスターターチェーンをかけます。

スターターチェーンも新品にしました。
テンショナーは突っ張っちゃってるんで
バイスグリップで飛び出さないようにしてから
ボルトを締めます。
液ガス2カ所塗って紙ガス入れて
カバーを付ければ右側終了!
左側はほとんど付けるの無いです。
あの忌々しいシフトレバーはZZRのです。

シャフトのワッシャーは忘れやすいので
忘れずに(笑)
セルモーターを付けてからミッションカバーを
付けます。
セルもZZR用。
高圧縮に対応してるとか、です。